ブランド企業がネットゲーマーに効果的にリーチする方法
<div style="font-size: 1.5rem; color: rgb(117, 117, 117); margin-bottom: 20px;">Spotify Advertising チーム</div>
ゲームに没頭しているときは、その場面に合ったサウンドトラックが何より重要です。このところ、Spotifyのストリーミングをゲーム機で楽しむ人が増えており、その需要はますます高まっています。実際、2020年3月16日から4月12日の間に、ゲーマーの皆さんが新しい世界を探索したり、ゾンビと戦ったり、ゴールを争ったりしながら、なんらかの方法で Spotifyを聴いていたことが分かりました。
Spotifyが作成したゲーム向けプレイリストの再生回数が 41% 増加
ゲーム機での聴取が急増したのは、人々の過ごし方が最近変化したことと関係しています。もっとも、インターネットに接続できるゲーム機での音楽再生は数年前から増加傾向にありました。
2010 年から 2019 年の間にネット接続ゲーム機のユーザー数は倍増し、米国だけでも 9,100 万人に達しました。1 ネットゲーマーが増え、テレビ離れが進むなか、ゲーム機は多くの人にとってメディアとエンターテインメントのメインプラットフォームになりつつあります。また、Spotifyの利用状況からもわかるように、ゲーム機はゲーム以外の用途にも使われるようになっています。
最近のストリーミング傾向にもとづいて、ブランドがSpotifyでゲーマーにリーチするために知っておくべきことをご紹介します。
ゲームと無関係のブランドでも問題なし
ゲーマーだからといって、好みや関心まで同じとは限りません。たとえば、ゲーマーがよく聴く音楽やポッドキャストに注目してみましょう。ゲーム機からの再生回数が多い音楽ジャンルは、ヒップホップ、ポップス、インディーなどさまざまです。また、ゲーム機からよく再生されるポッドキャストのジャンルも幅広く、Joe Budden Podcast with Rory & Mal (ポッドキャスト)でヒップホップの最新ニュースを聴く人もいれば、Last Podcast On The Left (ポッドキャスト)で怖い話を聴く人もいます。
これほど興味の幅が広いのですから、ゲーマーはゲームブランドだけのオーディエンスとは言えません。すでにファッション、食品、スポーツのブランドがフォートナイト(※英語記事)やどうぶつの森(※英語記事)などのゲームを通じてゲーマーにリーチしています。つまり、どんなカテゴリーに属するブランドにも、このハイパーコネクテッドなオーディエンスにリーチするチャンスが大いにあるのです。
今だからこそ時間帯が重要
オーディオストリーミングでターゲットにリーチするときは、リスナーの置かれている状況に十分配慮する必要があります。ゲーム中にSpotifyで音楽を聴くオーディエンスにリーチする場合も同じです。ラスボスと戦っている最中のゲーマーに、集中を削ぐような場違いな広告を聴かせても反感を買うだけですから。
デジタル音声広告で伝えるメッセージの内容を考えるときは、時間帯に注意しましょう。以前より自宅で過ごす時間が増えている今、インターネットがゲーマーで混雑する時間帯にも変化が生じています。
ゲーマーがログインしてプレイする主な時間帯は、今でも夜間 (午後 9 時~午前 1 時) と深夜 (午前 1 時~午前 6 時) です。ところが最近は、早朝 (午前 6 時~午前 9 時) と午前中 (午前 9 時~正午) にゲーマーのストリーミングが急増しています。これは通学や通勤が激減した影響と考えられます。朝型のゲーマーが増えていることを手掛かりに、広告にもゲーマーのライフスタイルや習慣の変化を反映させることを検討しましょう。
ゲーマーの相棒になる
ゲーマーというのは得てして、年齢や性別を問わずゲーム世界に入り込むものです。プレイに没頭しているときは、画面や操作に完全に集中しています。オーディオはそんなゲーマーの邪魔をすることなくリーチできる最適な手段なのです。
たとえば、Spotify で再生回数の多いゲーミングプレイリストを参考にしてみましょう。Bass Arcade (プレイリスト例) のリスナーに向けたオーディオ広告と、Ultimate Rock Gaming (プレイリスト例) のリスナーに向けたオーディオ広告では内容が異なるはずです。また、ゾンビを倒すゲーマーにも島づくりを楽しむゲーマーにも効果的な広告オプションとして、スポンサードセッションがあります。この方法なら、広告を視聴するとその後一定期間は広告が出なくなるため、安心してプレイに集中できます。