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Spotifyプログラマティック広告の強みがよくわかる10の質問

Spotifyには純広告以外にも、「プログラマティック広告」という仕組みがあります。多くのクライアントさまに活用いただいていますが、慣れない方にはしくみやメリットがわかりにくいかもしれません。Spotifyのプログラマティック広告事業担当者が、わかりやすく解説します。

回答者:
Spotify オートメーションリード
金井 葉子
Spotifyでプログラマティック広告ビジネスを統括

[ja-JP] Yoko Kanai image 2

Q1.プログラマティック広告とは、どんなものですか?
A.システムを介して広告を自動的に売買する仕組みです。純広告は人を介して受発注されるのに対し、プログラマティック広告はあらかじめ決めた予算やターゲットなどに基づいて、自動で広告の売買が行われます。どの広告が配信されるかは、入札で決まるのが一般的です。

Q2.Spotifyのプログラマティック広告の特徴は?
A.純広告と同じく質の高い「音声広告」「動画広告」「バナー広告」の3タイプの広告枠に、DSP※1経由で柔軟に広告配信いただけることが特徴です。

※1 広告主がプログラマティック広告を配信する際のハブとなるプラットフォーム。Demand-Side Platformの略

Q3.Spotifyのプログラマティック広告の強みは?
A.大まかに、以下の強みが挙げられます。

・広告枠の質の高さ&パフォーマンスの良さ
プログラマティック広告と聞くと、売れ残った広告枠があてられるイメージもあるかもしれませんが、Spotifyの場合、基本的に純広告と同じ広告枠をご提供します。また広告はログインしたアクティブユーザーのみに配信され、1画面に1社の広告のみ表示されます。さらに動画広告とバナー広告はユーザーがSpotifyのアプリの操作を行ったタイミングなど、アプリが最前面に表示されているアクティブなタイミングにしか配信されません。そうした仕組みにより、「聴取完了率」「完全視聴率」「ビューアビリティ」のどれもが、業界水準を大きく上回っています※2

くわえて音声プラットフォームということで、動画広告が必ず音声込みで再生される点も、大きな強みです。

※2「聴取完了率」(音声広告)「完全視聴率」(動画広告)とは、広告が終了まで視聴される割合。「ビューアビリティ」(動画広告)とは、ユーザーが画面を見ている状態で広告が流れる割合。Spotifyの「聴取完了率」は93%、「完全視聴率」は91.7%、「ビューアビリティ」はデスクトップ:92%・モバイル:88%と、すべてが業界水準を大きく上回ります。(すべて2020年3月時点)

・ブランドセーフティの高さ
広告は100%Spotify内で表示され、かつSpotifyで扱う楽曲や音声コンテンツはすべて、ライセンス処理済みです。プログラマティック広告というと、好ましくないコンテンツで表示された際のブランドイメージの毀損がリスクに挙げられますが、Spotifyであればその心配は無用です。無効なインプレッションやクリックによるアドフラウド(広告不正)対策も、しっかり行っています。

・細かなレポーティングと柔軟な運用
広告主側は、DSPを通し、広告レポートをいつでもリアルタイムで確認できます。したがって純広告ではなかなか難しい、細かなレポーティングを行え、それにともないキャンペーン期間中に運用の条件や予算配分を柔軟に調整し、パフォーマンスを最適化できます。

・より細かなターゲティング
DSPを介して広告配信するプログラマティック広告では、DSP側のオーディエンスデータを使い、より細かなターゲティングが行えます。DSPによっては「郵便番号」「鉄道の沿線」「特定の店舗」「位置情報」といった、細かなロケーションターゲティングも可能です。

Q4.Spotifyのプログラマティック広告には、どんな種類がありますか?
A.買い付け方法の違いにより、以下2種類があります。

PMP(プライベートオークション)
広告枠に対して、限定されたバイヤーを対象にあらかじめ決められた入札条件により自動で入札が行われ、もっとも入札価格が高かった広告が配信されるオークション型の広告取引です。したがって、価格は常に変動します。Spotify側の手続きが多くないため、広告素材がそろっていれば、かなりスピーディな配信が可能です。またPMPでは最低出稿金額が設けられていないので、少額出稿でテストしたい場合にも重宝します。

PG(在庫保証型)
申し込み時に出稿額やインプレッション数、出稿日数などを決め、それに基づきSpotify側が出稿をコントロールする広告です。その点では純広告と似ていますが、システムを介して自動的に売買する点で、純広告とは異なります。

PMPとPGの特徴・異なる点

Q5.純広告と比べ、ターゲティングの仕方はどう変わりますか?
A.基本的には純広告とほぼ同様ですが、DSP側のオーディエンスデータや、クライアントのファーストパーティーデータをかけ合わせるなど、より細かなターゲティングが可能になります。

Q6.純広告と比べ、広告主や出稿目的に違いは見られますか?
A.とくに大きな違いは見られませんが、リアルタイムのレポーティングとそれにともなう柔軟な運用が可能なだけに、KPIをきちんと設定し、細かく調整しながら運用されたいクライアントさまは、プログラマティック広告を選ばれることが多いです。

Q7.Spotifyでのプログラマティック広告の割合は?
A.Spotify Japanでは、広告売上のおおよそ3〜4割が、プログラマティック広告によるものです。

Q8.海外におけるSpotifyプログラマティック広告の状況は?
A.グローバル全体では、プログラマティック広告の売上が、約25%を占めています。ちなみに日本ではプログラマティック広告はPMPが多いのに対し、グローバルではPGが主流です。

Q9.Spotifyプログラマティック広告の効果的な活用例は?
A.いろいろな活用例があるのですが、手軽にクリエイティブの差し替えや出稿の停止・再開が行なえ、純広告よりコストがかかりにくいことから、通年で長期出稿するクライアントさまが多く見られます。毎月定期出稿し、認知度をじわじわ高めつつ、時期によってキャンペーン出稿も並行して行うといった形です。

Q10.Spotifyプログラマティック広告のデメリットは?
A.あえて挙げるなら、広告運用を担当される代理店さまなどが最初のDSPでの設定に、手間どる可能性がある点です。慣れてしまえば問題ないのですが、プログラマティック運用経験がないと少し難しいこともあるかもしれません。ただSpotifyでは、運用の人的リソースや知見に不安があるクライアントさまに向け、運用をサポートするパートナー企業をご紹介する体制も整えています。

■まとめ
あらためて、以下にSpotifyプログラマティック広告の強みをまとめます。

  • 広告の品質およびパフォーマンスが高い
  • ブランドセーフティが高い
  • いつでもレポーティングが可能
  • レポートをふまえ柔軟に運用できる
  • キメ細かくターゲティングできる
  • 長期の継続出稿にも向く
  • 低コストでの出稿が可能(PMPの場合)
  • クイックに配信できる(PMPの場合)

幅広い業態にフィットする仕組みを整えているので、ぜひ一度ご検討ください。

プログラマティック広告の出稿をご検討の方は、こちらにお問い合わせください。
jp-programmatic@spotify.com

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