音楽ストリーミング利用者の特徴
この止まらない流れの中で、マーケティング担当者は今までとはまったく新たな機会と課題に向き合わなくてはなりません。貴重だがアプローチしにくいリスナーに、果たしてリーチできるのか?幸い、徐々に見えて来ているストリーミング消費者のユーザ像は、以下のように期待感を持てるものです:
ストリーミング利用者はストリーミング非利用者に比べると、ブランドを支持したり心理的な繋がりを持つ可能性が2倍ある。
上記は、Brand Impact Studyの主な結果です。9か国に住む4,500人に対して、音楽の聴き方や、5つの業界の中から選んだ200ブランドについての考えと感情についてアンケート調査をした結果です。この調査は、Spotify for Brandsの委任でcomScoreが実施しました。これは、ストリーミング利用消費者の体験を定義し数値化する一連の印象調査の第一回目でした。
この結果から、いくつかのハイライトをご紹介します。ストリーミング非利用者に比べると、毎月音楽ストリーミングサービスを使うストリーミング利用者層には以下の特徴があります。
- ブランドに対する購買意欲が2倍以上ある
- 61% 友人にブランドを勧める可能性
- 74% ブランドについて「私はこのブランドしか使わない」と述べる可能性
- 70% ブランドについて、面白く遊び心があると述べる可能性
この調査はさらにリスナーがどのように音楽を聴き、メディアを消費し、買い物をし、移動するかについて調査しました。その結果分かったのは、ストリーミング利用者層には以下の特徴があるということです。
- 74% スマートフォンで音楽を聴く可能性
- 買い物中や移動中に音楽を聴く可能性が3倍以上
- 職場や学校で聴いたり、運動中に聴く可能性が2倍
- 毎日のようにテレビや映画をオンラインで見る可能性が5倍
最後に、当社は(Spotifyを最低月1回は利用する)Spotifyユーザーをストリーミング非利用者と比較した場合を調べました。以下は結果の抜粋です。
- ブランドに対する購買意欲が3倍
- 友人にブランドを勧める可能性が2倍
- スマートフォンで音楽を聴く可能性が2倍、タブレットで聴く可能性が2倍
- 買い物中に音楽を聴く可能性が約5倍に
- 職場や学校で聴いたり、運動中に聴く可能性が3倍
- テレビや映画を毎日のようにオンラインで見る可能性が6倍以上