お客様事例

パナソニック「Technics」: プレイリスト活用で顧客とのエモーショナルなつながりを醸成

パナソニック株式会社のHi-Fi オーディオブランド Technics(テクニクス)の「忘れられない風景と音楽 プロジェクト」でのSpotify広告活用事例をご紹介します。思い出の風景とともに人々の記憶に残り続ける音楽 x Spotifyで若年層の心を捉えたSpotifyならではの広告施策とは?

メディアミックス:

業種: 製造
キャンペーン目的: プロジェクトの認知向上
マーケット: 日本
キャンペーン期間: 2024年4月〜5月
購入方法: 純広告
フォーマット: オーディオ、デスクトップオーバーレイ、モバイルオーバーレイ、ブランドプレイリスト
ターゲティング: 20-39歳

ゴール

「忘れられない風景と音楽 プロジェクト」の認知向上

同社のHi-Fi オーディオブランド Technics(テクニクス)は長い歴史を持ち多くの音楽好きに愛されるブランド。一方、若年層ユーザーの増加に課題を抱えていたことから、若年層の間でのブランド認知を高め、同ブランドの完全ワイヤレスイヤホンのユーザーを増やすことを目的に、思い出の音楽を聴くことで当時の風景と記憶を再生し、自分自身の心を再生するプロジェクト「忘れられない風景と音楽 プロジェクト」を実施。思い出の楽曲と写真、エピソードを募集するSNS投稿キャンペーンを展開する中で、その投稿を促す目的でSpotify広告を活用しました。

ソリューション

音楽好きな若年層が集まること、商材やメッセージとの親和性が高いことから、Spotify広告を利用し、キャンペーンへの参加を促しました。広告フォーマットは楽曲間に再生される音声加え、クリックを獲得して遷移先のページからSNSへの投稿を促したいという狙いから、静止画フォーマット (デスクトップオーバーレイ、モバイルオーバーレイ) も活用し、アプリ画面を見ている状態のユーザーに対しても積極的に訴求しました。

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🎧 サウンドをチェック。オーディオをオンにしてください。

また、4月~5月の募集期間に集まったみなさんの思い出の楽曲をキュレーションした100曲のプレイリストをSpotifyで作成し、7月下旬に公開。さらに、そのプレイリストをスマートフォンで読み取り可能なキーホルダーにして、新宿と梅田のピールオフ広告で配布しました。プレイリストが聴けるTechnicsだけの限定キーホルダーという印象的な方法で拡散し、プロジェクトへのエンゲージメントを高めました。

キーホルダーをスマートフォンにかざすとSpotifyのプレイリストへ遷移

成果

  • +10

    ポイント¹

    広告想起
    広告非接触者に対する認知度の増加

  • 97%

    完全聴取率²

    音声広告の完全聴取率
  • 1.26%

    クリック率 (デスクトップオーバーレイ)³

    ベンチマーク対比+0.02ポイント高いCTR

広告想起、認知、好意度など、すべてのファネルにおいてリフトが確認されました。また、静止画フォーマットにおいてはベンチマークよりも高いクリック率が確認され、狙い通り多くのオーディエンスをキャンペーンサイトに誘導しました。思い出の楽曲を募集してプレイリストという形でオーディエンスに届ける、というSpotify広告ならではの枠組みで、オンラインとオフラインの体験を組み合わせて適切なオーディエンスへ効果的に訴求できたことが高い成果につながったと考えられます。

「今回の思い出の楽曲を募集してプレイリストにするという企画は、Spotifyの「ブランドプレイリスト」があったからこそ実現できたものでした。

Spotifyは8割以上がイヤホンを使って利用している媒体なので、イヤホンの広告の出し先としては最適だと思います。今回の施策をきっかけに、オリジナルプレイリストを活用したコミュニケーションは、これからさらに加速させていきたいと考えています。例えば、Technicsのイヤホンで聴いてほしい楽曲をプレイリストにして発信できれば、未購入者だけではなく、購入者の方々との継続的なコミュニケーションにもなります。

また、今後はTechnicsの音作りのこだわりを伝える印象的な音声広告を企画し、Spotifyのプラットフォームを活用して継続的に広告配信していけたらと考えています。」

パナソニック株式会社 デザイン本部 コミュニケーションデザインセンター クリエイティブ部 谷口 泰星氏

最後までお読みいただきありがとうございました。

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Sources & References

さらなるインスピレーション:

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